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村山誠「Inorganic Flora」、歴史に残る植物の画像を300ページにわたって集めたカタログに掲載
ファイドン社より出版された『Plant: Exploring the Botanical World』にて、荒木経惟、レオナルド・ダ・ヴィンチ、チャールズ・ダーウィン、トーマス・ルフらの植物に関する画像とともに村山誠によるBotech Artシリーズから「Rose」が掲載されます。同書は水彩画から近年のコンピューターソフトにいたるまでのあらゆるメディアを取り上げ、読者を古代ギリシャの壁画から現代の東京に根付くデジタルな次元にまで(村山は常にこうした時間/空間/メディアの並列を締めくくるのですが)、遥か遠い場所・時代の吟味されたイメージを通じて連れて行ってくれます。
後藤宙、東京のコンペにて複数のグランプリを獲得
現在われわれは11月11日(金)より開始される後藤の個展に向けて準備を進めています。その間に後藤は東京で開催されるコンペでのグランプリを全て獲得する決意を固めたかのようです。先頃みなとメディアミュージアムで大賞を受賞したのち、先週にはTokyo Midtown Awardで賞金100万円とグランプリを受賞したと報じられました。上のフォトアルバムにこれらの展示風景と受賞式の模様を収めた写真がアップされています。ぜひご覧ください。
展示の詳細
More about the artist:作家詳細
今夏下に掲載した広島県竹原市で開催されたぶらまち芸術祭にて、後藤は伝統的な日本の建築空間を使い、周囲の木構造と絶え間なく関係性を変化させながら動く「構造の表彰」を発表しました。
小山篤のタービンブレードを描いた作品が大型クルーズ船に設置
小山が超人間的要素を自身の絵画に入れ込むための機械(来年発表予定)を造っている間に、彼の「Undefined 8」がデッキ数15、全長300m、1000人のクルーを誇るMeyer Werft Papenburg社製の大型クルーズ船 「Mein Schiff6」の一室に設置されます。こちらの船はドイツの旅行会社TUIAGのグループ会社であるTUIAGクルーズ社とアメリカのクルーズ・オペレーターであるRoyal Caribbean Cruise Ltd.のもとで2017年に就航予定です。
「糸が導くほうへ」展より、Dj NtognのオーディオワークCDリリース
Released by Tome | Limited edition of 150 | 50 min | 8 tracks | Printed digipack folder.
菊池遼 「原(形/型)」展
ZOKEIギャラリー、東京造形大学、東京
2016年6月27日(月)– 7月12日(日)
作家によるギャラリートーク: 7月7日(火) 17:00~
"Macoto Murayama:Growth and Form"
Lamb Gallery, Tower Building
2016年5月12日 – 8月20日
作家によるギャラリートーク:5月24日 (木)、18:00~ (Tower Building, Lecture Hall)
スコットランドの生物学者ダーシー・トムソン(1860-1948) の著書 "On Growth and Form"は当初より村山の研究とキャリアにインスピレーションを与えてきました。今日はトムソンの遺産を保管するダーシー・トムソン博物館とダンディー大学と連携するかたちで、`村山の植物の構造だけではなく有機的な形の変化をめぐる初の作品が発表されます。この新作は多数の側面をもつ彼の仕事にもうひとつの次元を開き、イメージに対して時間の流れやエイジングの作用、生と死にまつわる枠組みを持ち込む取り組みです。
小川晴輝 オープンスタジオ
2015年9月26日(土)– 10月4日(日)
オープニングレセプション:2015年9月26日(土)16:00-21:00
本展示では、小川晴輝がリノベーションしたスタジオを開放して新作とその制作プロセス、そして「作家の空間」へのアプローチを発表します。今夏に制作された絵画を発表すると同時に、インスタレーションのように集積された画家の道具や素材、製作過程の作品など普段のアトリエの空気を混在させながら展示空間をつくります。 またこの機に、日本のオーディエンスへ向けて、初のアメリカでの展示となる12月のAqua Art Miami Art Fairへ参加するために太平洋を渡っていく作品のプレビューを行います。
オープニングではバーベキューなどを企画しますので、国内外のFrantic friendsに囲まれながら季節の移り変わりを楽しみながら美しい自然を満喫することができます。スタジオの近辺には戦国時代に武田軍と北条軍の合戦、「三増峠の戦い」があった土地です。 当日の往復バスのスケジュールはFacebookのイベントページにて追ってお知らせしますが、参加をご希望で詳細をお尋ねのかたは、ぜひご連絡ください。
展覧会情報:
展覧会名: 小川晴輝 オープンスタジオ
作家: 小川晴輝
主催: Frantic Gallery
キュレーター: ENTOMORODIA curatorial net/work
会期: 2015年9月26日 (土) – 10月4日(日)
オープニングレセプション: 9月26日(土)16:00-21:00
住所: 243-0303 神奈川県愛甲郡愛川町三増1287 松本アトリエ
時間: 11:00 - 19:00 無休
ギャラリーURL: frantic.jp
お問い合わせ:
Aqua Art Miami Art Fair
作家詳細: 小川晴輝
村山誠「Patek Philippe」誌に掲載作品
スイスの時計メーカーである「Patek Philippe」は、特定のクライアントや読者に向けて発行されるマガジンです。村山誠の作品Inorganic Floraは、植物の時計的なメカニズムを想起させるものとして掲載されました。英文記事と大きな作品画像は、こちらからご覧いただけます。
Patek Philippe
英文記事と大きな作品画像
作家詳細: 村山誠
毛利太祐 18世紀の視覚文化をめぐるCognacg-Jay美術館にて、肖像画を展示
毛利太祐は、10月のパリでのアートフェアと同時期に、18世紀の視覚文化をめぐるCognacq-Jay美術館でグループ展にて新作を発表します。彼の作品は美術館のコレクションの作品と関係させられますが、あくまで作家独自のスタイルで制作されたものです。オープニングは10月20日に行われます。詳細な情報はFacebookにてお知らせしておりますので、ぜひフォローください。
作家情報: 毛利大祐
村山誠「Future of Making Things」展参加
Autodesk Pop-Up Gallery 東京
2015年10月23日~
村山誠 参加「天国と地獄。マジックカーペットからドローンまで」展
Boghossian Foundation、Villa Empain、 ブリュッセル、ベルギー
2015年3月6日 –9月6日
"善悪を超えた世界に、庭園がある。そこで会いましょう。"
Djalal ad-Din Muhammad Rumi
村山誠は「天国と地獄」展(ブリュッセル/Boghossian Foundation主催)にて、「Botech Composition」シリーズよりプリントとヴィデオ作品を発表いたします。この展示は、 “空飛ぶ機械”、“空飛ぶ絨毯”を違う角度から眺めようと提案します。古い絨毯が持つ象徴性、その絨毯のインスパイア源である庭園の幾何学性、空を飛ぶという昔の夢と想像上の飛行装置、空から見た世界、衛生による地球侵略、世界中で進むドローンの発展、その発展がもたらすもの。村山の作品を通じて、われわれもこれらのテーマと向かい合うことになるのです。
また喜ばしいことに、ヴィデオ作品の発表にあたって音楽制作を委嘱したアメリカのミュージシャンC.Loveとのコラボレーションが実現しました。そのの成果は、今月中にインターネット上でも公開されます。公開の日程、リンクに関する詳細は、今後のニュースレターでお知らせします。
プレスリリース
カタログダウンロード:
Botech Compositions
Botanical Diagrams
Botech Art
作家情報:村山誠、
田附楠人 参加「OBSCUR — CLARTÉ」
La Confidentielle YIA Art Fair、パリ、フランス
2015年3月26日-29日
『Juxtapoz Hyperreal』に毛利太祐掲載
L'Orealのための Inorganic Flora
長期的な交渉を経て、今年より村山誠の「Inorganic Flora」の作品のうち数点が、L’Oreal社が世界規模で展開するHair Expertiseシリーズのパッケージビジュアルに起用されることが決定しましたので、お知らせいたします。
作家についての詳細:村山誠
シンガポールにおける小川晴輝の絵画
昨年夏、Yeo Workshopギャラリー(シンガポール)にて毛利太祐、小川晴輝、小山篤の参加する「絵画と彫刻における新しい感覚」展が開催されました。展覧会終了後より2015年末までシンガポールトップのレストランで小川晴輝の作品をご覧いただけます。
by Haruki Ogawa on the 45th floor of Singapore Land Tower facing sunrise.
田附楠人 参加「彼の人生におけるある日」展
Galerie Hengevoss-Duerkop, ハンブルグ、ドイツ
2015年2月12日 – 4月4日
Frantic Galleryは、現在 Galerie Hengevoss-Duerkopギャラリー(ハンブルグ)とのコラボレーション展示「彼の人生におけるある日」を開催中です。田附楠人がFabian Hesse、Thomas Kalberlohとともに提示しているのは絵画と彫刻の境界に存在する負荷、変換、重畳をめぐる作品のコンセプトと手法です。ぜひお越しください。
acrylic resin, alkyd paint, acrylic paint, 100x100cm, 2012 (detail)